企画を知る
手話筆談キャンパスツアーとは?
「大学を見に行きたいけど、オープンキャンパスは通訳やサポートがつかない・・・」日本の多くの大学でこうした現状があります。私たちの所属する東洋大学もその1つです。この企画ができたきっかけもサークルメンバーの「オープンキャンパスは情報保障がつかなかった…」という一言でした。
そこで、私たち現役の学生が手話と筆談でキャンパスライフをご案内する企画をサークルイベントとして開催します!
「大学ってどんなところ?」「普段の授業はどんな感じ?」「学食っておいしいの?」こんな疑問や不安を是非確かめにいらしてください!
※大学主催のオープンキャンパスとは日程と内容が異なります。この企画は「手話サークルつみき」が東洋大学ボランティア支援室協力の下で運営するサークル企画です。
何をするの?
実際の企画について、昨年の写真とともにご紹介します!
企画は、①「ノートテイク体験談会」②「キャンパスツアー」③「図書館見学」の三本立てで開催いたします。
①「ノートテイク体験談会」
東洋大学には講義(授業)の「音声」を「文字」に起こす「ノートテイク支援制度」というものがあります。実際に利用して受講しているろうの学生の体験談や支援スタッフとして活動している学生の体験談を聞くことができる会です。
②「キャンパスツアー」
高校とはまるで雰囲気の違う大学の「キャンパス」。その大きさと特徴を目で見て感じることのできるツアー型企画です。大学ならではの施設や大きな学生食堂など、大学生になったつもりで大学内を見学できます。もちろんこの企画も学生が手話と筆談でご案内しています。
③「図書館見学」
大学の図書館はとても規模が大きいです。”電動書庫”と呼ばれるものもあります。昨年は東洋大学白山図書館の職員の方にご協力いただいて手話ガイド付きの図書館ツアーを実施しました。(本年度も同様の企画を準備中です)
どなたでもご参加ください
対象は聴覚障がいのある人だけではありません。聞こえない、聞こえにくい学生と「どのような方法でコミュニケーションを取れば良いのか」、「日頃の講義で何に困っているのか」などを知りたい方(大学教授、講師の先生、職員の皆様)も是非ご参加をお待ちしております。
手話やバリアフリーの専門の方、すでに大学を卒業されていて企画の視察をご希望の方のご参加もお待ちしております。学生で運営しているイベントです。改善点などのご指導も是非お願いいたします。